大阪大学 大学院 人間科学研究科
医療的ケア児プロジェクト
OCCM PROJECT
The University of Osaka Children with Complex Medical Care Needs Project
NEWS
2026年3月25日
大阪大学 大学院 人間科学研究科
医療的ケア児プロジェクトについて
日常的に医療的ケアを必要とする子どもたちは、医療・教育・福祉など複数の分野にわたる支援を必要としています。こうした子どもたちの生活や学びを支えるためには、家族、看護師、教員をはじめとする多様な関係者の連携が欠かせません。
OCCMプロジェクトは、大阪大学において、これまで私たちのチームが取り組んできた研究を一つの場に集約し、広く共有することを目的として立ち上げられました。本ウェブサイトでは、家族や支援者の方々、医療・教育の専門職、政策関係者の皆様に向けて、私たちの研究内容や成果、そこから得られた示唆をわかりやすく発信していきます。
本プロジェクトは、友松郁子 と 山本ベバリー を中心に進められており、医療的ケアを必要とする子どもたちとそのご家族の日常生活や経験に焦点を当てた研究を行っています。また、2021年に施行された「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」を背景に、制度の変化が子どもたちや家族の生活の質や支援のあり方にどのような影響を与えているのかについても検討しています。
特に近年は、学校における看護師の役割に注目しています。医療的ケアを必要とする子どもたちが地域の学校で学ぶ機会が広がる中で、看護師は安全な学校生活を支えるとともに、インクルーシブ教育を実現する重要な存在となっています。本プロジェクトでは、その実態や可能性、今後のあり方について明らかにすることを目指しています。また、海外における看護師の取り組みについても検討し、国際的な比較の視点から理解を深めています。
私たちの研究の中心には、常に子どもたちとそのご家族の視点があります。多くのご家族は、子どもたちが学びを通じて成長し、社会とのつながりを広げ、さまざまな経験を積むことを願っています。そして、安全で温かく受け入れられる環境の中で、それぞれの可能性を最大限に発揮できることを期待しています。
本プロジェクトでは、こうした期待の実現につながるエビデンスの創出に取り組みながら、医療的ケアを必要とする子どもたちを支える、よりインクルーシブで柔軟かつ実効性のある仕組みの構築に貢献していきます。
本プロジェクトでは、以下の3つのテーマに取り組んでいます。
本プロジェクトでは、以下の2つの
テーマに取り組んでいます。

医療的ケア児とインクルーシブ教育
2022年2月に医療的ケア児とインクルーシブ教育をテーマとしたプロジェクトを開始しました。
- 学校看護師の専門性の整備と職能の確立に向けた質的研究(科学研究費助成事業 基盤研究(C))(2023年4月~2026年3月)
- 支援を必要とする健康問題や障がいを抱える子どもたち
- 医療的ケア児の教育を支える学校看護に関するWeb調査(2022年7月~2023年12月)
~パンデミックがもたらした課題とアセットに関する国際比較研究~


医療的ケア児とケアラー
2025年4月より、医療的ケアが必要なお子様を育てているご家族を対象とした調査を進めています。
2022年2月に医療的ケア児とインクルーシブ教育をテーマとしたプロジェクト「医療的ケア児と学校看護」を開始し、現在は以下の調査を進めています。
- 「歩く医療的ケア児」を育てる家族ケアラーのケア負担に関する研究(倫理審査承認番号:OUKS25001)


医療的ケア児とCOVID19
2020年9月から2022年9月に、大阪大学とUniversity College Londonが共同で、以下の研究を実施ました。
2022年2月に医療的ケア児とインクルーシブ教育をテーマとしたプロジェクト「医療的ケア児と学校看護」を開始し、現在は以下の調査を進めています。
- 支援を必要とする健康問題や障がいを抱える子どもたち
~パンデミックがもたらした課題とアセットに関する国際比較研究~
【UCL- Osaka Strategic Partner Funds 2020/2021】


member
メンバー紹介

山本ベバリーアン
(PhD)





